熊本市内でエアコンクリーニング・修理・販売を25年やっている「株式会社つくす」河内です。
冬になると寒波などの影響で、雪が降るところも多いです。
そのため、エアコンの室外機などに雪が積もって、室外機が凍るなんてこともあります。
では、エアコンの室外機が凍ったときは一体どのように対処すればいいのでしょうか?
今回は、エアコンの室外機が凍ったときの対処法などについて紹介します。
目次
エアコンの室外機が凍るのは、いくつか原因があります。
目に見えて分かる原因も分かりますが、実は普段は気づかない原因もあるんです。
まずは、エアコンの室外機が凍る原因について紹介します。
エアコンの室外機が凍る原因1つめは、雪です。
エアコンの室外機が凍る原因のほとんどは、雪の影響です。
室外機に雪が降り積もってしまうと、当然室外機は雪の冷気で凍ってしまいます。
なので、雪が降って積もった場合はすぐさま室外機に積もった雪を雪かきしてどかす必要があります。
エアコンの室外機が凍る原因2つめは、冷えた空気を排出したからです。
意外と私達は気づかないのですが、エアコンが冷えた空気を排出したときも室外機は凍ってしまいます。
というのも、室外機から冷えた空気を排出した瞬間、その冷気で凍ってしまうからです。
なので、雪が降っていなくても寒い日が続いたら、室外機を定期的に凍ってないか確認しましょう。
勘違いしている人も多いですが、エアコンは室内機と室外機が正常でないと使えません。
そのため、室外機が凍ったらエアコンが使えなくなります。
では、エアコンの室外機が凍るとエアコンにどんな影響が出るのでしょうか?
続いて、エアコンの室外機が凍るとどうなるのかについて紹介します。
エアコンの室外機が凍ると、室外機から変な音がします。
これは霜が多くなって凍る部分があると、空気を排出するためにプロペラが動くからです。
カラカラとなにか回るような音がした場合は、室外機が凍っている可能性があるので確認しましょう。
エアコンの室外機が凍って起こりやすいのは、やはり霜取り運転です。
霜取り運転は、暖房運転している際に自動で行われる動作です。
また霜取り運転は、室外機の熱交換器を温めることで室外機の中に発生した霜を溶かします。
そのため、霜取り運転をしている間は暖かい風が入ってこなくなります。
室外機が凍って暖かい風が出なくなったとき、故障したかと思うかもしれませんが特に問題はありません。
というのも、暖かい風が急に出なくなるのは霜取り運転が行われているからです。
なので、暖かい風が出るまでしばらく待ちましょう。
ただ、数時間しても暖かい風が出ない場合はエアコンが故障した可能性があります。
エアコンの室外機が凍ると、室外機から音がしたりします。
では、エアコンの室外機が凍ったときは一体どのように対処すればいいのでしょうか?
続いて、エアコンの室外機が凍ったときの対処法について紹介します。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法1つめは、室外機の雪をどかすことです。
まず、室外機が凍った場合は室外機に雪が積もっていないか確認する必要があります。
室外機の上に雪が積もっていれば室外機が凍ってしまうので、雪をどかさなければなりません。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法2つめは、電源を入れることです。
暖房をつけてしばらく暖かい風が出てこない場合は、霜取り運転が起こっていることがあります。
なので、エアコンの電源を入れてしばらく様子を見て見ましょう。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法3つめは、ぬるま湯をかけることです。
室外機は雨に濡れることも想定して作られているので、ぬるま湯であればかけても問題ありません。
これは暖房をすぐに動かしたいときに有効で、少しずつぬるま湯を室外機へとかけます。
ただ、一気にぬるま湯をかけると故障の原因になるので注意が必要です。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法4つめは、霜降りスプレーを使うことです。
室外機が凍ったときは、ぬるま湯をかける他にも霜取りスプレーをかけることでも対処できます。
ただ地域によっては、冬に霜取りスプレーが売り切れている場合もあります。
なので、ぬるま湯をかけた方がコストも手間もかからず対処できます。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法がいくつかあるのは、よく分かったと思います。
ですが、絶対にやってはいけない対処法もいくつかあるんです。
続いて、エアコンの室外機が凍ったときに対処する上での注意点を紹介します。
エアコンの室外機が凍ったときに絶対にやってはいけないのが、室外機に熱湯をかけることです。
実は熱湯をかけても、一時的に霜が溶けるだけでまたすぐに凍ってしまいます。
また室外機の内部に熱湯が入ってしまうと、熱湯がかかった部分が凍ることもあります。
すると、水分が膨張して室外機が内部から壊れる可能性もあるので絶対しないようにしましょう。
室外機が壊れてしまえばエアコンは作動しないので、業者に依頼して修理してもらう必要があります。
故障した部分や業者によっても違いますが、修理費用の相場は2万円から15万円程度です。
また古い室外機を使っていると、修理が難しいこともあるので注意しましょう。
エアコンの室外機が凍ったときの対処法を知っておくのは大事です。
ただできるのなら、室外機が凍る前に室外機が凍らないように対策しておきたいですよね。
最後に、エアコンの室外機が凍らないようにする対策法について紹介します。
エアコンの室外機を凍らせないための対策1つめは、寒冷地仕様のエアコンを購入することです。
エアコンには地域に合ったものがあり、寒冷地仕様のものもあります。
なので、余計な手間をかけたくない場合は、寒冷地仕様のエアコンを使っておくと便利です。
エアコンの室外機を凍らせないための対策2つめは、雪除けカバーを付けることです。
雪除けカバーを付けておくと、室外機に直接雪が積もることはありません。
そのため、室外機が凍ることを防ぐことができます。
また、雪除けカバーはそこまで高くなくネットでも購入できます。
費用をかけたくない人には、雪除けカバーを買って対策することをおすすめします。
今回は、エアコンの室外機が凍ったときの対処法などについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
室外機が凍るのは、大体は室外機に雪が積もっていることが原因です。
なので、雪が降った後はしっかり雪かきをしましょう。
もし、エアコンの室外機が凍って困った方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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