熊本市内でエアコンクリーニング・修理・販売を25年やっている「株式会社つくす」河内です。
エアコンクリーニング作業中に、虫が出たなんてめずらしい話ではありません。
中には、虫が出てきて、掃除をするときに大変な思いをした人もいることでしょう。
では、エアコンクリーニング作業中に虫がでたら、一体どうすればいいのでしょうか?
今回は、掃除中に出る虫の対策方法について紹介します。
目次
エアコンクリーニング中に虫が出ることは、少なくありません。
しかし中には、エアコンクリーニング中に虫が出た経験をしたことがない人もいます。
では、エアコンを掃除しているときに出る虫は、一体どんな虫なのでしょうか?
まずは、エアコン掃除をしているときに出る虫の種類について紹介します。
エアコン内に入ってくる虫は、主にゴキブリやカメムシ、コガネムシなどです。
これらの虫は、大きい個体もいますが、普通ならそこまで大きくなりません。
特にゴキブリの入ってくる確率は高く、まだ孵化したばかりのゴキブリがエアコン内部にいることもあります。
エアコン内に入ってくるのは、主に比較的小さい虫が多いといえます。
また稀にですが、蜂などの害虫もエアコン内に入ってくることも多いです。
そもそも、なぜエアコン内に虫が入ってくるのでしょうか?
その理由は、大きく分けて2つほどあります。
1つめは、外の温度が原因です。
夏や冬など、寒暖差に大きな差があるとき、寒さや暑さから逃れるためにエアコン内に虫が逃げてくることがあります。
2つめは、誤って入ってくることが原因です。
送風の際に虫が近くにいると、巻き込まれるように虫がエアコン内に入ってくることがあります。
またエアコンが作動していなくても、侵入してくることは多いので注意が必要です。
そもそも、エアコンの中に入った虫は一体どこから入ってくるのでしょうか?
実は、私たちが思っている以上に、とんでもないところから虫がエアコン内に入ってくるのです。
続いて、エアコン内に虫が入ってくる経路について紹介します。
虫がエアコン内に入ってくる経路1つめは、ドレンホースからです。
エアコンには、ドレンホースという箇所がありますよね。ドレンホースは室内機で発生した水分を、外に放出させるためのものです。
しかし、そこから虫が入ってくることが少なくありません。
ドレンホースには虫が詰まりやすいのもあって、ゴキブリやコガネムシがよく詰まります。
なので、虫の侵入を防ぐなら、ドレンホースに侵入しないように対策するのが1番です。
虫がエアコン内に入ってくる経路2つめは、配管の貫通穴からです。
エアコンを設置するには、壁に穴を開けてそこから冷房配管やドレンホースを通さなければいけません。
その貫通した穴から、虫が入ってくることもあります。これは、ドレンホースと違って防ぎようがないです。
パテなどで固めても、劣化で取れる可能性があるので、対策は難しいです。
できることなら、エアコン掃除中に虫に遭遇することは避けたいですよね。
そういったときに、エアコン内に虫がいることは確認できないのでしょうか?
また、虫が入ったとき繁殖させないためにはどうすればいいのか知りたいと思います。
続いて、エアコン内に虫が入っているか確認する方法について紹介します。
エアコン内で「ガサガサ」という音や「ブーン」といった音がする場合、虫が侵入している可能性が高いです。
これらは、虫がエアコン内で動いていたり、羽を鳴らしたときに起きる音です。
特に、エアコン内で「ガサガサ」と大きい音がしたら、虫が侵入している可能性があります。
もし、エアコンを作動していない中、そんな音が聞こえたら注意しましょう。
虫がエアコン内に入ってくるのは、仕方のないことだといえます。
他にも、虫がエアコン内に入ってきたら、中で繁殖させないことにも注意しなければいけません。
そのため、エアコン内で変な音がしたら、即刻虫を駆除する必要があります。
でないとエアコン内で虫が繁殖して、さらに増えてとんでもないことになります。
ときには、エアコン内に虫が侵入していることに気づかない場合もあります。
またエアコン内に虫がいたとき、一体どう対処すればいいのでしょうか?
続いて、エアコン内に虫がいたときの対処法を5つ紹介します。
エアコン内に虫がいたときの対処法1つめは、エアコン内部を乾燥させることです。
エアコン内部を乾燥させるには、どうすればというと、送風機能を使って乾燥させます。
実は、カビの生えたエアコンのフィルターは虫の住みやすい環境なんです。そのため、エアコンの送風機能を使うことで、エアコン内を乾かします。
送風する目安は、1時間ほどで、虫の住みやすい環境を作らないようにします。
エアコン内に虫がいたときの対処法2つめは、エアコンのフィルターを掃除することです。
エアコン内に虫がいたときは、しっかり掃除しなければいけません。
主に虫の繁殖を防ぐためですが、なにより次からエアコン内に虫を住まわせる環境を作らせないためです。
掃除機でフィルターのゴミを吸い、水でしっかりと洗います。
しっかり洗った後は、完全に乾くまで乾かして、フィルターをまた設置すれば掃除は完了です。
エアコン内に虫がいたときの対処法3つめは、掃除機で吸うことです。
エアコン内に虫がいたときは、フィルターを掃除することが1番です。しかし、時間がないときもありますよね。
そんなときは、掃除機でフィルターを吸うだけでも虫の対処はできます。
ただ掃除機で吸うだけですが、虫の卵などもしっかり吸えます。
二次被害を防ぐためにも、虫の卵などは掃除機で吸って駆除しましょう。
エアコン内に虫がいたときの対処法4つめは、ミントのアロマを使うことです。
多くの害虫は、ミントの香りを嫌います。
そのため、ミントのアロマをフィルターにしみ込ませることで、虫の侵入を防ぐことができます。
アロマも100均で売っているものでも、しっかり虫を追い払えるので非常に便利です。
エアコン内に虫がいたときの対処法5つめは、エアコンクリーニング業者に依頼することです。
エアコン内に虫がいた場合は、エアコンクリーニング業者に依頼するのが1番です。
エアコン内に虫がいやすいのは、カビなどが原因です。
なので、エアコンクリーニング業者に依頼して、エアコンを綺麗にすることで対処することもできます。
エアコンの中に虫がいた場合、殺虫剤を使おうとする人もいます。
しかし、エアコン内に虫がいた場合、殺虫剤を使うのは大変危険なことなんです。では、なぜエアコン内に殺虫剤をかけるのは危険なのでしょうか?
続いて、エアコン内に虫がいたときの注意点について紹介します。
エアコン内に虫がいたとしても、殺虫剤を使って駆除をするのはいけません。
というのも、殺虫剤をエアコン内部にかけてしまうと故障の原因になってしまうからです。
吹きかけた場所によっては、発火の原因になることもあります。なので、エアコン内に虫がいたら殺虫剤よりも、掃除機を使いましょう。
エアコン内に虫がいたら、素人ができることは限られています。
私たちにできるのは、虫を掃除機などで吸って、その後にフィルターを洗うことぐらいです。
しかし、この対処法はあくまで一時的なものです。場合によっては、またドレンホースや配管の貫通穴から虫が侵入してくることもあります。
この被害を防ぐために、害虫駆除会社に依頼するというのも対処法の1つです。
ただ注意したいのが、虫の対処をしたいのであれば絶対に害虫駆除会社を呼ぶことです。
エアコンクリーニング業者だと、虫の駆除だけだと依頼を受けてくれません。
なので、このあたりは間違えないようにしましょう。
今まで、エアコン内に虫が入ったときの対処法をいくつか紹介しています。
しかしできることなら、エアコン内に虫が入らないようにしたいですよね。
最後に、エアコン内に虫が入らない対処法について紹介します。
エアコン内に虫が入らない対処法1つめは、ドレンホースにカバーを付けることです。
エアコン内に虫が入る原因の多くは、ドレンホースに虫が詰まるのが原因です。
なので、ドレンホースにカバーを付けるのが1番てっとり早い方法ともいえます。
実際カバーを付けるだけで、虫が入りにくくなります。
今はネット通販でも手軽に買えるので、この対処法はおすすめです。
エアコン内に虫が入らない対処法2つめは、配管と壁の隙間を埋めることです。
配管と壁の穴も、虫がエアコン内に侵入できる恰好の的です。
なので、配管と壁の隙間を埋めることで、蜂のような害虫の侵入を防ぐことができます。
ただ1度埋めても、また時間が経てば劣化する可能性があります。
配管と壁の隙間を埋めるのは、定期的に行いましょう。
今回は、エアコンの掃除中に出る虫の対策方法について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコンの中に虫が入ることは、避けることはできません。
ですが、エアコンの送風機能などを使うことで、虫が繁殖したり侵入したりするのは防げます。
もし、エアコンの中から虫が出てきて困った人は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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