熊本市内でエアコンクリーニング・修理・販売を25年やっている「株式会社つくす」河内です。
エコアンを掃除しているとき、エアコンから黒い塊がでてきて驚く人は多いはずです。
普段掃除しない人はもちろんですが、こまめに掃除する人でもあの「黒い塊」が、いったい何なのか?気になりますよね。
実は、エアコンから出る黒い塊は私たちの生活で身近なあるものが、深く関係しているのです。
今回は、エアコンから出る「黒い塊」の正体についてとエアコンの掃除方法について紹介していきますね。
目次
エアコンから出る黒い塊ですが、あれは一体なんなのでしょうか?
正直、エアコンの奥などからボロボロとでてきて気持ち悪いですよね。実は、あの黒い塊の正体は、私たちの身近にあるものでできてしまったものなんです。
まずは、エアコンから出る黒い塊の正体について紹介します。
結論からいうと、エアコンから出る黒い塊はホコリやカビの塊です。
特に長くエアコンを使っていると、黒い塊がでやすくなります。あの黒い塊は、長年エアコンを使うことで溜まり続けたホコリやカビなんです。
恐らく、普段からエアコンの掃除をしている人からすれば、ある謎が思い浮かぶと思います。その謎と、謎の回答については次項で紹介します。
エアコンを普段から掃除していないのであれば、黒い塊がでても仕方ないと思うかもしれません。
ですが、普段からエアコンの掃除をしている場合、なぜカビやホコリが溜まるのかが疑問ですよね。
その謎についてですが、実は私たちはあることを見逃していることに関係しています。
というのも、私たちが掃除できるのは、フィルターや冷気吹き出し口など手が届く範囲です。手の届かない箇所は掃除できませんし、「まぁいいか」と放置しがちです。
実はそんなところにも、ホコリやカビが溜まっています。なので、いくら綺麗にしていても黒い塊がでてしまうことがあるというわけです。
エアコンから出る黒い塊は、ホコリとカビの塊です。ですが、どうやってエアコン内に入り込むのでしょうか?
特に、普段からエアコンを掃除している人は、不思議に思うと思います。続いて、エアコンのホコリとカビはどこからくるのかについて紹介します。
エアコンのホコリやカビは、主にフィルターの中を通ってエアコン内に溜まります。
エアコンは、フロントパネルの内側にフィルターがありますよね。フィルターがあるおかげで、ある程度のホコリなどを取り除けるのですが、実はそうではありません。
長期間フィルターの掃除を怠ると、溜まったホコリがエアコンの振動でエアコンの奥にいってしまうんです。
そのため、手の届かないところにホコリなどが溜まり、黒い塊となって落ちてきます。
そのため、エアコンから黒い塊がでないようにするためには、定期的にフィルターを掃除する必要があります。
中には、「カビやホコリ程度なんて特に害はない」という人もいますが、その認識は大変危険です。
実はカビは、目や皮膚のかゆみ、鼻炎などのアレルギー症状を引き起こします。また酷い場合は、喘息や肺炎といった呼吸器疾患になることもあります。
そのため、「たかがカビ程度」と油断していると、知らないうちに体調を悪くする可能性があるんです。
特に小さい子どもや高齢者のいる家庭は、カビやホコリなどには気をつけましょう。
エアコンから出る黒い塊のことを考えると、エアコンを掃除しなければと思いますよね。
では、一体どうすれば黒い塊を取り除くことができるのでしょうか?
続いて、エアコンから出る黒い塊を掃除する方法について紹介します。
エアコンから黒い塊を掃除する方法1つめは、フィルターの掃除です。
先ほども紹介しましたが、黒い塊(ホコリとカビの塊)はフィルターを通してもできてしまいます。
そのため、定期的にエアコンのフィルターを掃除する必要があります。
掃除の方法ですが、まずはフィルターを取り外して、軽く掃除機でホコリを吸い取りましょう。その後、ホコリやカビが目立つならば、水洗いか重曹を使って掃除をします。
当然ですが、フィルターを水洗いした場合は、しっかりと乾燥させてからフィルターを戻しましょう。
エアコンから黒い塊を掃除する方法2つめは、ルーパーの掃除です。
実は、エアコンに黒い塊(ホコリとカビの塊)ができるのはフィルターだけの問題ではありません。
ルーバーや送風口なども、よくホコリやカビなどが溜まりやすい場所です。なので、しっかりとルーバーなども掃除しましょう。
掃除の方法ですが、基本は軽く湿らせた布で拭きとるだけで構いません。他にも、重曹水を作って布にしみ込ませてから拭いてみるのもおすすめします。
重曹を使うと漂白効果もあるので、ピカピカになります。
エアコンから黒い塊を掃除する方法3つめは、業者に頼んでエアコン内部の掃除をすることです。
どれだけエアコンの掃除をしても、手の届かないところやエアコン内部は掃除することができません。
そのため、エアコンクリーニング業者に頼んで、内部を掃除してもらうのも対策の1つになります。
エアコンクリーニングは特殊な洗浄方法を行うので、普段の掃除では得られない効果があります。
またエアコンの一部は、普通に掃除すると故障したり、感電する可能性があるので注意しましょう。
エアコンから出る黒い塊は、ホコリとカビでできています。
そうなると、エアコンから黒い塊を出さないためには、ホコリとカビ対策をすれば問題はありません。
では、一体どうすればエアコンを綺麗な状態に保てるのでしょうか?
続いて、エアコンから黒い塊がでないようにする対策について紹介します。
エアコンから黒い塊がでないようにする対策1つめは、部屋を定期的に掃除することです。
室内をこまめに掃除することで、ホコリやカビを取り除くことができます。特にホコリはカビの原因になるので、定期的に掃除する必要があります。
家具のホコリはモップを使い、カーテンなどのホコリは粘着クリーナーを使いましょう。
また掃除機を定期的にかけることも、カビ予防につながります。
エアコンから黒い塊がでないようにする対策2つめは、クーラーを使った後は送風運転をすることです。
クーラーの使用後は、熱交換器の温度差で結露ができやすくなっています。そのため、この結露が原因でカビが発生しやすくなるのです。
こういった状態でカビを防ぐには、クーラーを使った後は送風運転をすることが大切です。
送風運転で結露を飛ばし、カビを発生させる隙を防ぎましょう。
送風運転をする目安ですが、30分から1時間ほど送風運転することをおすすめします。
エアコンから黒い塊がでないようにする対策3つめは、アルコールなどを使うことです。
アルコールには、カビを死滅させる効果があります。
そのため、エアコンを掃除する際にエタノールやアルコールを使ってみるのもおすすめします。
アルコールやエタノールを使っての掃除は、吹き出し口やルーバーに使うことができます。
他にも、スプレータイプの消毒用エタノールでフィルターの掃除をすることも可能です。
除菌の他にも洗浄効果もあるので、1度アルコールやエタノールを使ってみるのをおすすめします。
濃度に関してですが、エタノールの濃度は80℃の濃度が理想的です。それ以上に高いと、故障の原因になるので気をつけましょう。
エアコンは普段自分で掃除をしますが、ときには業者に頼んだほうがいいときもあります。
なぜかというと、エアコンが故障する可能性があるからです。
最後に、エアコンが故障する理由と、エアコンクリーニング業者に頼むと良いことについて紹介します。
これはあまり知られていないのですが、自分でエアコンを掃除すると故障することがあります。
というのも、エアコンの内部には洗浄スプレーをかけてはいけない箇所も存在します。エアコンの内部に洗浄スプレーなどすると、感電や発火の原因になるのです。
そのため、フィルターやルーバーの掃除以外は、なるべくエアコンクリーニング業者へ依頼することをおすすめします。
素人がエアコンの内部を掃除すると、故障する可能性があります。
そのため、エアコンを長持ちさせるならエアコンクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
エアコンクリーニング業者であれば、細かいところや普通に掃除できない箇所も綺麗にしてくれます。年に1度依頼すれば、エアコンもある程度長持ちします。
費用こそかかりますが、エアコンを何度も買い替えるよりも安く済むというメリットがあるのでご参考ください。
今回は、エアコンから出る黒い塊の正体について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコンから黒い塊が出るのは、内部にあるホコリやカビなどが原因です。そのため、黒い塊を防ぐには、普段から定期的な掃除をする必要があります。
場合によっては業者に頼むことで解決することもあるので、1度検討してみましょう。
もし、エアコンから黒い塊がでて困っている方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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