室外に出ている部分の配管が劣化すると、エアコン配管のテープの巻き直しをしますよね。
ただ中には、テープの巻き直しが難しいと思う人もいるでしょう。
また、エアコン配管のテープ巻き直しを業者に依頼した際、料金はどれくらいかかるのでしょうか?
今回は、エアコン配管のテープ巻き直しの料金などについて紹介します。
目次
そもそもエアコン配管やテープなどは、一体なぜ劣化していくのでしょうか?
理由は様々ですが、テープの巻き方やテープの劣化なども原因になったりするんです。
まずは、エアコン配管やテープなどが劣化する理由について紹介します。
エアコン配管やテープなどが劣化する原因1つめは、雨や紫外線による劣化です。
化粧テープは、紫外線や雨などでボロボロになってしまいます。
これは仕方のないことなので、予防するのは難しいです。
テープが剥がれ、配管が剥き出しになると、エアコンの効きが悪くなったりしてしまいます。
エアコン配管やテープなどが劣化する原因2つめは、テープの耐久性の問題です。
使用しているテープの種類によっても、劣化しやすくなるか違ってきます。
化粧テープには、粘着性か非粘着性の2つがあります。
粘着性の方が長持ちするので、非粘着性のテープの方が劣化しやすいです。
エアコン配管やテープなどが劣化する原因3つめは、テープの巻き方が悪いからです。
エアコン配管にテープの巻き方が悪いと、隙間に雨などが入ってしまいます。
すると配管が劣化するので、テープはしっかり巻かないと劣化しやすくなってしまいます。
エアコン配管やテープが劣化するのは、仕方ありません。
そのため巻き直し作業が必要なのですが、巻き直し作業をするならどんな手順が必要なのでしょうか?
続いて、エアコン配管のテープ巻き直し作業はどんなことをするのかについて紹介します。
簡潔にいうと、エアコン配管のテープの巻き直しは配管を守るためにテープを巻く作業のことです。
エアコンの室内機と室外機は、配管で繋がっています。
配管は配管穴を通って室外に出ているので、配管を劣化させないようテープを巻くんです。
配管を剥き出しにすると、いくつかのデメリットがあるのでできればテープは巻いた方がいいです。
エアコン配管が剥き出しになると、配管断熱材が劣化します。
配管断熱材が劣化すると、冷媒ガスが通る銅管が剥き出しになってしまうんです。
銅管が剥き出しになると、エアコンの熱交換効率が落ちていくのでエアコンが効かなくなります。
さらには無駄な電気代もかかるので、テープ巻き直し作業は必要です。
エアコン配管のテープ巻き直しをするときは、業者に頼むのも1つの手段です。
では、手順はどのようにすればいいのでしょうか?
また業者に依頼をするのなら、料金も気になりますよね。
続いて、エアコン配管のテープ巻き直し料金はいくらなのかについて紹介します。
エアコン配管のテープ巻き直しの手順は、以下の通りです。
まずは、既設のテープを全て剥がします。
テープを巻く際は、下から上に向かってテープを巻きます。
隙間を作ってしまうと雨が降ったときに雨が隙間に入るので、隙間ができないように巻くのがコツです。
またテープの巻き直しを業者に依頼すると、大体4400円ほど料金がかかります。
これは大型量販店に依頼した料金になりますが、依頼内容によっては料金も変わるので注意が必要です。
当然ですが、業者に依頼する場合は内容によって料金が変わってきます。
例えば、室外機を取り外してテープを巻く作業だと、室外機を外すのに4000円近くかかります。
そしてテープの巻き直しに、4400円ほど料金が加算されます。
またテープではなく、カバーを付けて欲しい場合は5500円ほどかかります。
依頼先によって料金は違ってきますが、必ず依頼前は料金を確認しましょう。
そもそも、エアコン配管のテープの剥がれは、自分で直すことができるのでしょうか?
実は、自分でも修理することができるんです。
続いて、テープの剥がれを自分で直す上での注意点を紹介します。
エアコン配管のテープの剥がれは、DIYでも修理することができます。
配管を巻くテープについては、ホームセンターで1つ200円程度で買うことができます。
粘着性はもちろん、非粘着性のテープ両方とも売っていることが多いです。
ただ、自分でテープを巻き直しするのは一時しのぎにしかなりません。
自分でテープを巻いて修理は可能ですが、劣化しやすいので長い目で見たら業者に依頼した方がお得です。
エアコン配管にテープを巻く際は、基本隙間を作らずに下から上へ巻いていくのが基本です。
ただ、最初のうちは上手く巻けず隙間だらけになることも多いです。
そんなときは、非粘着性のテープで巻き直しするのをおすすめします。
非粘着性のテープはそこまで粘着力がなく巻き直ししやすいですが、その分劣化しやすいです。
こまめにメンテナンスが必要なので、時間と手間がかかることは覚えておきましょう。
雨風にさらされることで、エアコン配管のテープがボロボロになってしまうことがあります。
テープの巻き直しができない場合、配管は剥き出しになりますが使えるのでしょうか?
最後に、エアコン配管が剥き出しでも使えるのかについて紹介します。
結論から言うと、エアコン配管が向き出してもエアコンの動作には問題ありません。
先程紹介しましたが、配管断熱材が劣化すると中の銅管へ支障をきたします。
ただ、配管断熱材が無事ならばエアコンの動作に問題はないので大丈夫です。
配管断熱材が無事であれば、エアコン配管が剥き出しでも問題はありません。
しかし、配管断熱材が劣化したらエアコンの動作に支障をきたすので、なるべく放置しない方がいいです。
なので、テープがボロボロになったら巻き直しするか業者へと依頼しましょう。
今回は、エアコン配管のテープ巻き直しの料金などについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコン配管のテープ巻き直しを依頼すると、大体4400円ほどかかります。
自分でも巻き直しはできますが、長い目で見るなら業者に依頼したほうがいいです。
エアコンの配管のテープ巻き直しを依頼する際は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
不快指数を知ればエアコンの設定温度目安が分かる!快適温度を紹介
エアコン室外機の設置場所が狭い!置く場所がない!対処法を紹介
エアコンに使うエアカットバルブの必要性とは?ポコポコ音が無くなる?効果やデメリットについて
マンションにエアコンがつけられない部屋!冷房はどうするの?
冷房専用エアコンのデメリット!工事費込みの価格やおすすめエアコンを紹介