熊本市内でエアコンクリーニング・修理・販売を25年やっている「株式会社つくす」河内です。
夏にエアコンを使っていたら、突然ブレーカーが落ちるなんてことがありますよね。
中には、ブレーカーが壊れたのか不安になる人も多いと思います。しかし、ブレーカーが落ちる原因はあまり知られていません。
今回は、エアコンを使っていてブレーカーが落ちる原因について紹介します。
目次
そもそも、ブレーカーにも種類があります。
ブレーカーは、分電盤という箱状のものに入っていて、それが作動しています。
では、ブレーカーにはどういった種類があるのでしょうか?
まずは、ブレーカーの種類について紹介します。
ブレーカーの種類1つめは、アンペアブレーカーというブレーカーです。
アンペアブレーカーとは、住宅全体の電気を管理するブレーカーのことをいいます。
自宅で使っている電気を管理しているわけなので、この電気消費が可能な量を超えると、ブレーカーが落ちます。
なので、エアコンを使っていてブレーカーが落ちるのは、このアンペア数というのが深く関係しています。
ブレーカーの種類2つめは、漏電ブレーカーというブレーカーです。
漏電ブレーカーは、漏電を感知すると自動的にブレーカーが落ちます。
いわば、漏電を防ぐための安全装置と考えて構いません。
なので、漏電が起きた場合、この漏電ブレーカーが作動することで火災の可能性を防げます。
ブレーカーの種類3つめは、安全ブレーカーというブレーカーです。
安全ブレーカーはアンペアブレーカーと違って、各部屋に設置されているブレーカーのことです。
当然ですが、家庭内の各部屋にも使用できる電量は決められています。
これを越えてしまうと、安全ブレーカーが落ちてしまうのです。
エアコンを使った一部屋だけブレーカーが落ちた場合、この安全ブレーカーが落ちた可能性が高いです。
ブレーカーはいくつかありますが、ブレーカーが落ちる原因はどれも同じです。
ブレーカーが落ちる原因は、私たちが考えられる原因の他にもう1つだけあります。
続いて、エアコンを使ったらブレーカーが落ちる原因について紹介します。
エアコンを使ったらブレーカーが落ちる原因1つめは、家のアンペア数が低いからです。
実は各家庭ごとにアンペア数は決まっていて、それを越えてしまうとブレーカーが落ちてしまいます。
そのため、元々契約したアンペア数が少ないと、エアコンを使うだけでブレーカーが落ちるのです。
なので、エアコンを使っているときにブレーカーが落ちた場合、アンペア数が原因の可能性が高いです。
エアコンを使ったらブレーカーが落ちる原因2つめは、他の電化製品との併用です。
先程紹介しましたが、契約したアンペア数が低いとブレーカーが落ちやすくなります。
そのため、エアコンをつけた別の部屋で電化製品を使った場合、アンペア数は一気に上がるんです。
この他の電化製品との併用も、ブレーカーが落ちる原因の1つなので気をつけましょう。
エアコンを使っていてブレーカーが落ちるのは、アンペア数が低いのが原因です。
では、アンペア数が少ない場合は一体どうすればいいのでしょうか?
またアンペア数を確認する方法は、どんなものなのでしょうか?
続いて、アンペア数が少ないときの対処法について紹介します。
アンペア数が少ないときの対処法1つめは、アンペア数を変更することです。
契約アンペア数というのは、電力会社と相談することで解決することができます。
しかし、アンペア数を変更すると電気料金が変動します。
電力会社によって電気料金のプランは変わりますが、多くの電力会社では基本料金と電気料金を足した料金になります。
なので、基本料金に加え、使用する電気料金を高く設定すれば、アンペア数を高くすることができます。
ただお金はかかるので、アンペア数を変えるときは、よく考えましょう。
アンペア数が少ないときの対処法2つめは、契約アンペア数を事前に確認することです。
これは、アンペア数を変更する前にしておく事前策になります。
各家庭のアンペア数は決まっていて、どれくらいなのかは電力会社から送られてくる検針表に書いてあります。
なので、この検針表を事前に確認し、自宅内のアンペア数を把握することが大切です。
アンペア数を確認して、実際足りるかどうかをよく考えることでブレーカーが落ちることを防げます。
今まで、エアコンを使ってブレーカーが落ちる原因を紹介しています。
しかし、エアコンを使っていなくても、ブレーカーが落ちることもあります。
では、なぜブレーカーが落ちてしまうのでしょうか?
続いて、ブレーカーが落ちる原因について紹介します。
ブレーカーが落ちる原因1つめは、漏電です。
漏電とは、ケーブルの欠損などで電気の通りが正しい道から外れて漏れ出す現象のことです。
先程も紹介しましたが、漏電ブレーカーは漏電が起きれば自動的にブレーカーが落ちます。
また、漏電ブレーカーが落ちると家全体のブレーカーが落ちてしまうんです。
なので、家全体のブレーカーが落ちた場合は、漏電による原因が考えられます。
ブレーカーが落ちる原因2つめは、エアコンの故障です。
ブレーカーが落ちるのは、漏電だけが問題ではありません。
実は、エアコン本体の故障でブレーカーが落ちることもあるんです。
エアコンは使っているうちに、消費電力が高くなっていきます。
そのため、年月とともに消費電力が増え、アンペア数が越えてしまうことも少なくありません。
また、エアコンの故障は漏電の可能性を高くすることが分かっています。
なので、エアコンが老朽化している場合は、エアコンを買い替えることをおすすめします。
ブレーカーの落ちる原因は、消費電力がアンペア数を超えることで起きてしまいます。
となると、エアコンのブレーカーが落ちるのを防ぐには、消費電力の低いエアコンに買い替える必要があります。
最後に、おすすめの消費電力の低いエアコンについて紹介します。
最上位機種モデル。
無給水不要の加湿機能付き。現在は他社の商品でも搭載している機能ですが永年に渡りオンリーワン商品としての存在と技術は確かなものだと確信してます。
とにかく加湿暖房の暖かさは通常のエアコンと全く違う暖かさで暖房特融の『カラカラ空気』は全くなくしっとりとした温かさです。
一度このシリーズを使用したユーザーさんは買い替えと際もこのシリーズを再度購入する方が多く見られます。
また、給気・排気切り替え方式の換気機能も搭載している最上位にふさわしいモデルです。
※お掃除機能付き
換気が出来るスタンダードモデル・
機能はシンプルで有りながら給気方式の換気機能付きです。
リモコン操作はシンプルでわかりやすくとにかくシンプルな機能にこだわる方におススメの1台です。
※お掃除機能付き
最後におススメする1台。
2017年グッドデザイン賞の他様々な賞も受賞したエアコンです。
私はここ数年一番このシリーズをお客さんに勧めます。グレードは中級クラスですが、何といってもスタイリッシュで従来のエアコンの概念を覆したと言っても過言ではないエアコンです。
本体は最近の主流と言える前に大きくせり出した様なタイプではなく厚みは185㎜とシリーズ最薄です。
カラーバリエーションが豊富でホワイトは勿論、ナチュラルウッドやアルミニウムシルバーブラウンやブラック、ゴールド、パステルカラーのソライロなどインテリアに合わせてエアコンもコーディネート出来るところが大好きです。
本体の性能については垂直気流暖房時に床を暖め足元の『寒い』を解決したと言っても過言ではありません。我が家もウォルナットブラウンというカラーにしましたが部屋の雰囲気に合っていて満足です。
何台も販売して意外に合うのが和室にゴールドでした。また、コンクリート打ちっぱなしの室内などでもゴールドは映えるカラーです。
お掃除機能は搭載しておりません。恐らく薄型を実現する為だと思いますがお掃除機能付きエアコンを好まない私はそれも、なお良しです。
今回は、エアコンを使っていてブレーカーが落ちる原因について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコンのブレーカーが落ちるのは、アンペア数が少ないのが原因です。
しかし、中には漏電やエアコン自体の故障が原因で起こることもあります。
なので、エアコンを使っていてブレーカーが落ちたときは、ブレーカーの調子をきちんと確認しましょう。
エアコンのブレーカーが落ちるのに困っている方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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