熊本市内でエアコンクリーニング・修理・販売を25年やっている「株式会社つくす」河内です。
自宅のエアコンの掃除を定期的に行っている人は、あまりいません。というのも、「エアコンクリーニングなんて必要ない」と考えている人が多いからです。
でも実際、エアコンクリーニングは必要ないのでしょうか?
今回は、エアコンクリーニングが必要ないのは本当なのかについて、ご紹介していきましょう。
目次
エアコンを定期的に掃除する人はいますが、多くの方が掃除をしません。
そもそも、「エアコンクリーニングは必要ない」と思っている方がほとんどだからです。はたして、本当にエアコンクリーニングは必要ないのでしょうか?
まずは、エアコンクリーニングは必要ないのかについて紹介します。
結論からいうと、エアコンクリーニングはエアコンに問題がなければ必要はありません。
というのにも、エアコンクリーニングする上でのある目的が関係しています。
エアコンの掃除をするのは、綺麗にするだけでなく、エアコンを長持ちさせるためでもあります。
エアコンクリーニングはいってしまえば、エアコンのメンテナンスです。そのため、エアコンが正常に作動しているのなら、わざわざ掃除をする必要はありません。
しかし、エアコンクリーニングしないままだと将来的には、色々と不具合がでてくる可能性があります。
エアコンクリーニングが必要だとすれば、エアコンに問題がでてきたときです。
エアコンに問題がでてきても掃除をすることによって、ある程度不具合を取り除くことができます。
では、どのような問題が起きたときに掃除したらいいのか?
このような場合は、掃除をしなければいけない合図です。
ちなみに、エアコンの作動中に異音がした場合は、クリーニングではなく、修理を頼みましょう。
エアコンクリーニングは、場合によっては定期的にしなくても問題はありません。ですが、エアコンクリーニングをしないと、いくつかの問題が発生してしまいます。
その中には、私たちの体や生活で大事なものに影響を与えることもあります。
続いて、エアコンクリーニングをしないとどうなるのかについて5つ紹介します。
エアコンクリーニングをしないと出る不調1つめは、異臭です。
エアコンクリーニングをしないということは、エアコンの中に溜まった汚れなどが放置されたままの状態です。そのため、ホコリやカビなどが風にまざり、異臭を放ちます。
特にカビは、異臭の原因になる1つです。
定期的に取り除かないと、固まってこびりつくので、臭いの元となって離れません。また異臭が放つ状態となると、エアコンの内部はかなり汚い状態です。
恐らく自分で掃除をしようとしても、かなり手間がかかります。できることなら、異臭がする前に定期的な掃除が必要になります。
エアコンクリーニングをしないと出る不調2つめは、アレルギーです。
エアコンの中に溜まったホコリやカビが害となるのは、異臭だけではありません。
エアコン内部に溜まったカビが原因で、アレルギー症状を起こすことがあります。
軽いくしゃみや目のかゆみだけでなく、中には喘息などといった症状をもたらすことがあるので注意が必要です。
特に、エアコンを使うシーズンは、こういったエアコン内部に溜まったカビやホコリが原因で体調を崩しやすくなります。
なので、咳や呼吸が苦しくなった場合は、アレルギー症状による不調の可能性が高いです。
エアコンクリーニングをしないと出る不調3つめは、電気代の値上がりです。
エアコン内部に溜まったホコリやカビは、私たちの体だけに影響を及ぼすわけではありません。
実は、エアコン内部に溜まったホコリなどが、エアコンに負荷をかけているんです。そのため、動作が鈍くなり、正常に動かすために電力をより必要とします。
そうなってしまうと、自然と電気代がかかり、値上がりに繋がります。
エアコンクリーニングをしないと出る不調4つめは、効きの悪さです。
エアコン内部に溜まったホコリは、実は風の通りを悪くしています。というのも、ホコリなどは主にフィルターなどに張り付いています。
フィルターにホコリが溜まっていると空気の入れ替えが鈍くなるので、当然効きが悪くなってしまいます。
長年使っているエアコンだと、年季のせいか汚れのせいか区別がつかないので、まずはフィルターの確認をしましょう。
エアコンクリーニングをしないと出る不調5つめは、エアコンの故障です。
先ほど、エアコン内部に溜まったホコリが、エアコンの効きを悪くすると紹介しています。
エアコンの効きが悪いということは、エアコン内部では必死に正常に動こうと働いています。その負荷のせいで、故障するということも少なくありません。
故障を避けるためにも、2年に1度はしっかりとエアコンの掃除などをしましょう。
エアコンクリーニングをしないと、いくつかの問題が発生します。
ですが、「わざわざ業者を呼んでまですること?」と思う人もいると思います。また、エアコンクリーニングを業者に頼もうとして迷う人も多いでしょう。
なのでまずは、エアコンクリーニングを業者に依頼するデメリットについて2つ紹介します。
エアコンクリーニングを業者に依頼するデメリット1つめは、料金がかかることです。
エアコンクリーニングを業者に依頼すると、当然ですが料金がかかります。
依頼する業者によって料金は異なりますが、相場としては8000円から12000円が料金の目安です。またエアコンの種類などによっても、クリーニングの仕方が異なります。
そのため、さらに料金がかかったりすることも少なくありません。
エアコンクリーニングを業者に依頼するデメリット2つめは、業者を家に上げなければいけないことです。
当然ですが、エアコンの掃除をするとなると、業者を家にあげなければいけません。これならまだ、そこまで大きな問題ではないと思います。
さらに問題なのが、養生をするので、業者があちこちといろんなものに触れることです。
エアコンクリーニングをする際に養生は必須なので、事前にある程度家具などを避けておく必要もあります。
こういった事前にかかる手間なども考えると、業者に依頼するのに嫌悪感を抱く人も多いのが事実です。
エアコンクリーニングを業者に頼むのに、デメリットはいくつかあります。しかし、業者に依頼してデメリットだけがあるわけではありません。
最後に、エアコンクリーニングを業者に依頼するメリットについて、3つ紹介します。
エアコンクリーニングを業者に依頼するメリット1つめは、時間節約です。
エアコンの掃除は、個人でやるとやれることに限界があります。
自分でできたとしても、かなり面倒な部分も多いですし、掃除だけに1日使ってしまうことも少なくありません。
ですが業者に依頼すると、面倒な作業までやってもらえます。しかも、かかる時間も大体2~3時間程度なので、1人でやるより効率がいいです。
料金こそかかりますが、手間と時間節約になるので、かなりいいメリットだと思います。
エアコンクリーニングを業者に依頼するメリット2つめは、エアコンの故障を心配しないことです。
エアコンの掃除を自分ですると、中には危険があったり、掃除したせいで故障させてしまうこともあります。しかし、専門業者に依頼することで、その心配はぐっと下がります。
万が一、誤ってかけてはいけない箇所にスプレーなどもしないので、事故もありません。
もし、自分で掃除したらエアコンを壊しそうと思った場合は、業者に依頼してみるのも1つの手段です。
エアコンクリーニングを業者に依頼するメリット3つめは、内部まで綺麗に掃除してくれることです。
普通、自分でエアコンの掃除をするとフィルターや、ルーバーなどできる範囲が限られています。しかし、業者に依頼すると、内部までしっかりと綺麗にしてくれます。
どれくらい綺麗になるかは業者によって異なりますが、自分で掃除するよりずっと綺麗になります。
今回は、エアコンクリーニングは必要ないのかどうかを紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコンクリーニングが必要ないのは、特に問題がないときです。ただ動きがおかしかったり、アレルギー症状が出た場合は、クリーニングの必要があります。
業者に依頼をするのはお金がかかりますが、それでも全く掃除をしないよりはいいと思います。
もし、エアコンクリーニングが必要ないか悩んでいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくさいね。
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